神前式とはどんな結婚式?基礎知識と式の流れを詳しく解説!

公開日:2024/07/15
神前式

神前式は、日本の伝統的な結婚式であり、神社や神殿でおこなわれる特別な儀式です。この記事では、神前式の基礎知識や式の流れを詳しく解説します。参進の儀から始まり、祝詞奏上や指輪の交換など感動的な瞬間が続くのです。神前式による結婚式を検討している方は、ぜひご一読ください。

神前式とは?

神前式は、日本の伝統的な結婚式のスタイルのひとつであり、神社や神殿においておこなわれる挙式です。この神聖な儀式は、神道の信仰に基づき、神々への誓いを立てることを主眼に据えています。日本古来から続く八百万の神々への信仰に基づき、神前での結婚式は日本独自の文化として広く根付いているのです。

起源と歴史

神前式の起源は古く、日本の歴史の中で神道の信仰と結びついて発展してきました。形式化された神前式が広く知られるようになったのは、明治時代以降、とくに戦後の時代からです。それ以前は、結婚式は新郎の自宅で家族や親戚が集まりおこなわれ、神前での儀式は一般的ではありませんでした。

しかし、戦後の時代になると、神前式が一般化し、神社や神殿での挙式が主流となったのです。

衣装と髪型

神前式における新郎新婦の衣装は、和装が一般的です。新婦は白無垢や色打掛、引き振袖などを着用し、新郎は紋付き羽織袴が正装とされます。髪型についても、伝統的な文金高島田や角隠しを選ぶ場合もありますが、最近では洋髪スタイルも人気です。

ゲストの服装

神前式に参列するゲストの服装については、神社や神殿での結婚式の場合、和装が望ましいとされますが、洋装でも問題ありません。ただし、神聖な場であるため、フォーマルな装いが求められます。挙式会場のポリシーやカップルの希望に応じて、ゲストは服装を選択しましょう。

神前式を挙げる場所

神前式は、日本の伝統的な結婚式のスタイルであり、その挙行場所は多岐にわたります。日本の伝統を感じる神社やホテル内の神殿、結婚式場内の神殿など、さまざまな場所でおこなわれることが一般的です。ここでは、神前式を挙げる場所について詳しく見ていきましょう。

神社での神前式

神社での神前式は、日本の伝統や風習を感じられる人気の挙式スタイルです。神社の境内にある神殿でおこなわれ、神道の儀式に従って厳かに執りおこなわれます。自然に囲まれた神社の境内は、落ち着いた雰囲気があり、新郎新婦やゲストにとって特別な空間となるでしょう。

神社での神前式は、日本の伝統や文化に敬意を払いながら、結婚の祝福を受けられます。

ホテル内の神殿での神前式

近年では、ホテル内に設けられた神殿で神前式をおこなうカップルも増えています。ホテル内の神殿は、シックで洗練された雰囲気の中で挙式をおこなうことができ、利便性やサービスの充実度も魅力です。

また、ホテル内ならではの設備やサービスを活用しながら、ゲストとともに特別な一日を過ごせます。ホテル内の神殿での神前式は、格式の高い雰囲気を求めるカップルや、海外からのゲストが多い場合にも人気です。

結婚式場内の神殿での神前式

結婚式場内に設けられた神殿で神前式を挙げるカップルもいます。結婚式場内の神殿は、会場の雰囲気や設備を活かしながら、神聖な儀式を執りおこなえるのです。式場内の神殿は、一般の神社とは異なるデザインや装飾が施されており、新郎新婦の好みやテーマに合わせて選べます。

また、披露宴会場とのアクセスがよいため、ゲストへの配慮もしやすく、スムーズな進行が期待できるでしょう。

感動的な神前式の流れ

神前式では、神道の神主が主宰し、神々への祝詞が奏上されます。新郎新婦は神前に立ち、神々に誓いを立て、結婚の契りを結ぶのです。この儀式では、三三九度の杯を交わして玉串を捧げるなど、神道の儀式が厳かに執りおこなわれます。ここでは、感動的な神前式の流れについて見ていきましょう。

神前式の準備

神前式の準備は、新郎新婦と家族や仲人、神職など関係者が心を込めておこないます。挙式の前には、神社や神殿での打ち合わせやリハーサルがおこなわれるのです。また、新郎新婦は神前式にふさわしい和装や着付け、ヘアメイクにも気を配ります。

参進の儀

神前式の始まりは参進の儀です。雅楽の演奏に合わせて、新郎新婦が花嫁行列として神社や神殿に向かいます。この儀式は、結婚の儀を神々に報告するとともに、神々の祝福を受けるための儀式です。

修祓(しゅうばつ)

参進の後、神職による修祓の儀がおこなわれるのです。ここでは、神職が祓詞を唱え、参列者全員が清めのお祓いを受けます。清らかな心で挙式に臨むための儀式です。

祝詞奏上(のりとそうじょう)

修祓の後には、神職が祝詞を奏上し、ふたりの結婚を神々に報告します。神々の前で約束を立て、幸せな結婚生活を祈願する儀式です。

誓杯の儀

誓杯の儀では、新郎新婦が交互にお神酒を飲む儀式がおこなわれます。この儀式は、永遠の絆を結ぶ誓いを立てるとともに、神々の加護を受けるための儀式です。

指輪の交換

神前式でも、近年は指輪の交換がおこなわれる場合があります。新郎新婦がお互いに指輪を交換することで、結婚の誓いを確かなものとするのです。この儀式は、ふたりの愛と絆を象徴します。

神楽奉納(かぐらほうのう)

神前式では、神楽の舞が奉納される場合もあります。神職や巫女が神楽に合わせて舞を奉納し、神々の祝福を受ける儀式です。

感動的な神前式の終わり

神前式の終わりは、斎主のあいさつとともにおこなわれます。斎主が挙式の滞りなく終了したことを報告し、新郎新婦が退場するとともに、感動的な神前式は幕を閉じるのです。

まとめ

神前式は、日本の伝統的な結婚式のひとつであり、神社や神殿でおこなわれる厳かな儀式です。新郎新婦が神々や祖先に結婚の誓いを捧げ、永遠の絆を誓います。神前式は参進の儀から始まり、修祓、祝詞奏上、誓杯の儀、指輪の交換など感動的な流れで進行するのです。

神前式を挙げる場所は神社やホテル内の神殿が一般的であり、式の流れは神職や巫女によっておこなわれます。この式は日本の文化や伝統を感じられる特別な結婚式です。

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